木曜日, 1月 18, 2007

[Book][Perl]Perl Hacks日本語版

ついに日本語版が出るようです。



すぐに使えるものから、ちょっとマニアックなものまで、Perlプログラミングに関する101のTIPSが集められています。英語版を買って全部は読みきれていないのですが印象に残ったハックを紹介。

Hack 3 Perlドキュメントをオンラインでブラウズしよう
Pod::Webserverモジュールが紹介されています。
Pod::Webserver::Sourceも組み込むとソースコードも閲覧できて便利です。ただいずれも日本語が上手く表示できないのが難点。

Hack 27 反復子から複数の値を引き出そう
wantarrayよりも豊富なcontext情報を提供するWantモジュールが紹介されています。
リストの数や、HASHかどうかまで判定できたりまします。

Hack 47 メソッド引数の自動宣言
B::Deparseモジュールの応用例です。CODEREFからCODEテキストを取得してそれを置換処理して$selfを自動宣言するという力技です。

Hack 74 使われているすべてのモジュールをトレースしよう
Devel::TraceUse
モジュールのuse順をトレースしてくれます。
当ブログの[Perl]useなしでどこでもDump(@INCにオブジェクトを格納するパターン)はここで知った知識を使っています。
でもこのTraceUseモジュール、じつはrequireのところでエラーになっていて本当にrequireするのにかかった時間を計っているわけではないようです。バグな気がしたので直そうとしたのですがrequireのネストが上手く処理できず直そうとしても上手くいきませんでした。。。

Hack 78 サブルーチンの中身を覗こう
Bモジュールのsvref_2objectを使うとCODEREFからシンボル名などさまざまな情報が取得できます。Bモジュール面白いですね。

そのほかにもvimでパッケージ名(::も含めて)をコード補完したりだとかデバッガをカスタマイズしたりなど使えるマニアックなハックが満載です。

原著


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